アメリカでの生活が始まっておよそひと月半。お金もないし自粛ムードもあって、外食していい食事を食べる機会はほとんどないけど、日系スーパーで日本の調味料や素材もろもろ(うどんとかお米とか…)も買えるので、和食が恋しくなるということはない。
スーパーやドラッグストアでの買い物もだいぶ慣れてきて、日常生活を送るのには困らなくなってきた。(何かトラブルが起きない限り…。)時差ぼけも完全になくなったし。
少し余裕も出てきたところで、日常生活を送っていて日本とアメリカの考え方の違いを感じるところを、備忘録的に書いていこうと思う。違いしかないといってもいいほどすべてのことが日本とは違うんだけど、あまり他の人から聞かないけど私が感じている小っちゃい違いとか、慣れて忘れてしまう前に書き留めておかなきゃ!
一つめ。
日本人は物を丁寧に扱って長く使おうとするけど、アメリカは多少乱雑に扱っても壊れない頑丈でしっかりしたものを作ろうとする傾向がある、ということ。
マグカップにしても建物のドアにしても、とにかく重い。蓋も堅い。頑丈である。あと大きい(これは単純に体格差のせいだと思うけど…)
日本人の中でも比較的小柄な方の私にとっては正直結構しんどい。このドア鍵かかってんのかな?って思ったら単純に重くてなかなか開かないだけだった、とかしょっちゅうなのである。
実際こちらの人もそれなりに苦労はしてるようで、ふたを開けやすくするためのゴム製の道具とか、重いものを(少しでも)持ちやすくするためのグリップの効いたグローブとかが結構売っている。
日本人の発想だと、イヤイヤそんな道具使わなくてもいいようにそもそももっと軽くて簡単に開けられるように作ればいいじゃん、と思うんだけどそうはいかないみたいだ…。
もう一つ気になるのはサニタイザーとかハンドソープ、食器用洗剤とかの粘度の高さ。ポンプのばねを丁度よい硬さに調整するんじゃなくて、液体の粘度を高くしてほどほどの量が出るように調整してるっぽいんだよね…。そしてたびたびそれは思惑どおりにはいかず、大量に出てきたりほんのちょびっとしか出てこなかったり。
二つ目。
選挙に対する態度の違い。これはちょっと調べてみないとわからないんだけど、こちらに引っ越してきてからあらゆるメディア、SNSなどの広告でvote(投票)を呼び掛ける広告をみる。SpotifyとかDiscordとか、あきらかに若者向けだよって感じのサービスにもたくさん広告が出てきて感心する。街中にもたくさんあふれている。こちらアメリカでも若者の選挙離れが進んでいるというけど、日本と違うのはそういう若者向けメディアが積極的に選挙のことを宣伝したり報道(?)したりするところだよね。
どういうお金が動いていてこの広告が出ているのかわからない(わかり次第追記することにしたい)、若者に投票を呼び掛けるのはいいことだと思う。広告、おしゃれで洗練されててかっこいいんだよな。今はやりのミニマルでシンプルな単色づかい、太いゴシック体で力強くメッセージを発信している感じ。”VOTE FOR FUTURE.”とかそんなメッセージ。日本の選挙広告にありがちな、無難で清楚な黒髪長髪の女性の無難な笑顔と「●月●日は衆議院選挙の日!投票所へGO!」みたいなクソダサさはない。
私もアメリカの選挙投票したいな…。(ミーハー)
三つ目。
経済の主体、ターゲットがミレニアルやZジェネレーションなどの若い世代であること。
アメリカはとっくに経済や政治の中心がミレニアルに移っていて、広告にしても、あらゆるサービスにしても、選挙活動にしても、日本と比べて若い人(30代くらいのイメージ)を対象にしているものが圧倒的に多い。世代ど真ん中の私としては、非常に生きやすい空気。
例えば多くのサービスがデジタル化していて、スマホ一つで済む。
交通機関の切符などの小口決済からアパートの家賃の支払いまで、クレジットカードや銀行口座と連携させたアプリで済ませることができる。コロナのおかげでオンラインでの買い物が多くなったが、ネットでほとんどのものを買うことができる。生鮮野菜やお肉までネット注文OK。
あらかじめ注文しておいたものをお店に取りに行くことをカーブサイドピックアップという。ピザなどを注文しておいて、お店の前に車を止めてピザを受け取る、そんなイメージだ。車ですらネットで注文してお店に取りに行くだけで購入できるので、「カーブサイドピックアップカー」みたいなフレーズのCMがテレビで放送されているくらい。私も家の賃貸契約をネット上で済ませてしまったし、ネット上で買えないものなんてほとんどないんじゃないだろうか…。
4つ目。
グーグルマップなどにかなりの数のレビューが載っている。
たとえばここ。(おいしかった!)
グーグルマップに載っていないお店はもはや存在していないものとみなされるのでは…。そう錯覚するくらいあらゆる情報がグーグルマップに掲載されており、お店であれば各消費者のレビューが見れるようになっている。
逆に言えば、事業者はグーグルマップや各種SNS上での評価・評判に対する対応を迫られているということでもある。
5つ目。
選挙広告
DiscordとかSpotifyとかredditとか、若者向けのサービスで「投票しよう」という広告がたくさん出てくる。今年はコロナの影響のため郵便投票が盛んにおこなわれると予想されているけど、郵便投票は事前に各州(自治体?)に届け出をする必要があり、その手続きを促す広告も多くみる。あの広告のスポンサーって誰なんだろう?SNSを運営してる企業なのか、政府なのか。わかったら追記することにしたい。
6つ目。
女の人が多い。
当然だけど人口密度の話をしてるんじゃない。えらいポジションにいる女の人が圧倒的に多い。裁判官とか議員とか、会社の役員とか。メディアを見ていても女の人が社会的立場のある人として話しているシーンをよく見る。ニュース番組を見ていても日本と違うのは、女子アナって男性キャスターのサポートとか画面を華やかにする役目、みたいな立ち位置にいることが多いけど、こっちのニュース番組に出てくる女性キャスターはそんなんじゃない。男性キャスターと対等の立場で報道している。
こんなアメリカでもまだ女性の地位が低いとか性差別についての問題意識を持っているのに、日本ときたらなんて遅れてるんだ…と身にしみて感じる日々。
このあたりの感覚の差異は、帰国したらめちゃくちゃがっかりしそう笑


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